タイトルから分かるように
イタリア代表フランチェスコ・トッティ(ローマ)が骨折
日刊スポーツによると
「イタリア代表のフランチェスコ・トッティ(29)が、
左足首を骨折した。エンポリ戦の前半7分に
相手DFバニーリに後ろからタックルを食らい、
左足首をねじって倒れた。
全治には約2カ月はかかるとみられる。
代表での3月1日のドイツとの
親善試合は絶望的で、ぶっつけ本番での
W杯1次リーグを迎える可能性も出てきた。」
これはやばい
私はデル・ピエロがいるため?イタリア代表が好きなのだが、
今年のワールドカップでの
イタリア代表の絶対的存在といえば
このトッティである。
つまり
ワールドカップ開催はトッティ復帰直後
=トッティは本調子ではない
=イタリア代表全体のリズムが崩れる
=チェコが1位通過
=良くて2位通過
=高確率でブラジルと対戦
=本戦1回戦敗退
こんな事があっていいのか?
いや良くない。
ここ最近のイタリア代表は
世代交代がうまくいっていなかった。
しかしリッピ監督のもと
遅咲きのストライカートー二
著しい成長を遂げるジラルディーノ
のような新しい選手と
ブッフォン、ネスタ、ザンブロッタ、デルピエロ、トッティ
のような経験豊かな選手がうまくまとまり
チームとして大きく成長を遂げた。
この直後のトッティの怪我は痛い
痛すぎる。
「今年のワールドカップは
良くも悪くもトッティの出来次第だな。
ツバを吐かなければ優勝できるかも。」
なんて思っていたのに。
宮本みたいに脅威の回復力があったらな。
そんなトッティの復帰を待ち望んでいるのは
ローマやイタリアのサポーター、ファンだけではないらしい。
サンケイスポーツによると
「イタリアのベルルスコーニ首相が
ASローマの同国代表FWトッティの
お見舞いに病院を訪問した。
同首相は「彼はイタリアの財産。
彼が復帰し、W杯に出場することを願っている」
と声明を発表した。
ブラジル代表ロナウドが「心から復帰を願う」
イタリア代表デルピエロが「彼の幸運を祈っている」
と語るなど各国スターも激励コメントを寄せた。」
ロナウドやデルピエロはまだ分かる。
しかし首相がじきじきにお見舞いに行くとは。
さらに「彼はイタリアの財産」とまで言うか、
さすがサッカーにかける思いが日本とぜんぜん違う。
小泉首相は日本代表選手何人言えるだろうか?
ましてやお見舞いなんて絶対....
ここが日本のだめなところ
野球だけに固執しアメリカの後ろをついていくだけ。
日本がドイツやイギリスを手本にしていたら
今頃サッカー中心の国になっていたかも。
少し話が脱線したが
つまり言いたい事は
それほどトッティはイタリアに欠かせない存在である事
そんな時追い討ちをかけるような知らせが
「チェコ代表のカレル・ブリュックナー監督は
ネドベドがワールドカップ本大会に
出場すると確信している。」
お願いだから出ないでくれネドベド
予選プレーオフで出たんだからもういいだろ、
引退したのなら潔く身を引こうよ。
ネドベドが入るとチェコに勝てる確立は
一気に下がってしまうじゃないか。
ただでさえトッティのピンチの時に
追い討ちをかけるんじゃないよ。
あ〜あワールドカップが不安だな。
そこで私の祈りは
トッティの早期回復
ネドベドの代表復帰の辞退
どうか願いがかないますように。
2006/2/22 5作目