W杯の最終メンバーを決める大事な一戦。
日本としては優勝するために設けられた
大事な大事なキリンチャレンジ杯となった。
その初戦、フルメンバーではないブルガリア
さて、ジーコは誰を先発にするかな？
小笠原、小野、三都主、久保がいない！
そう言えば、日曜に試合があった鹿島・浦和勢は
スターティングメンバーに入ってなかったんだ。
代わりに、トップ下が遠藤？まぁ遠藤しかいないか。
そう考えると、浦和は怖ろしいぐらい卑怯だな。
小笠原がいない時にオフェンシブがやれるのは、
小野、長谷部、ぎりぎり三都主ぐらいじゃないのか？
この3人にポンテとワシントンと山田（元日本代表）
そりゃあの順位にいて当たり前ってことになるさ。
まぁ、浦和のことはいいとして、
スターティングメンバーに阿部、村井、遠藤が入り
2トップに玉田、巻でキックオフ
前半57秒
ペトロフが村井の裏のスペースにサイドチェンジ
そこに待っていたY.トドロフがドリブルで切り込んで、
S.トドロフにシュート気味のラストパス
S.トドロフはコースを変えて
ブルガリアがなんなく先制
ひどすぎるだろこれは
だいたい20秒ほど前にも
ペトロフが同じ形でサイドチェンジしようとして
通ればチャンスになりかけたシーンがあったのに…
同じことをさせて、失点に繋がる。
完全に日本の守備陣が
馬鹿だったとしか言いようのない失点
ある番組では村井が上がりすぎていたから…とか
村井のポジショニングがちょっと…とか言っているが、
久々の先発・最終選考にぎりぎり引っかかるかどうかの
村井にとって攻撃でアピールしたいというのは
初めから分かっていた事。
その気持ちを汲み取って中澤が村井の裏のスペースを
気にかけていたらこんな失点には繋がらなかったはず。
宮本もなんか最後のよせの部分が遅い気がするし…
それはそうとして失点をした日本がどう戦うのか。
思ったとおり日本がガンガン攻める。
村井も失点は自分のせいだと思ってるんだろうな、
とにかく攻めて攻めて攻めまくる。
その縦横無尽の動きが逆に村井を苦しめる。
前半43分
村井が倒れこむ･･･!?
大丈夫か？だめなの？本当に？
試合を観ていてこんなに悲しい気持ちになったのは
久しぶりだな。
本当に村井が可哀そうで可哀そうで
本人が一番悔しいだろうな･･･十分頑張りは伝わったよ。
当初は疲れのある浦和・鹿島勢は試合に出ないはずだったが
村井の負傷によって急遽、三都主と交替
前半は玉田の惜しいシュートがあった。
巻の惜しいシュートがあった。
阿部の惜しいミドルシュートもあった。
ただ8本のシュートで得点はゼロ
何とか後半に期待しようじゃないか。
そして後半も失点後と同様に日本のペース
ただ、やはりゴールが遠い
シュート練習で最もシュート成功率の高い玉田も
シュートはほとんど枠内に飛ばず。
そして後半15分
ジーコの中でも三都主を使ったことで
吹っ切れたんだろうな、負けてるってこともあるが。
福西に代わって小笠原、田中に代わって小野
この交替で一気に日本に流れが。
小野がものすごくキレキレで決定機を何度もつくりだす。
小笠原も非常に良かったのだが、小野の陰に隠れて･･･
ブラジル代表の試合でロナウジーニョが小野で、
カカが小笠原って感じかな。
カカは世界トップクラスの実力を持っているのに
代表ではどうしてもロナウジーニョがすご過ぎて･･･
それはいいとして
とにかく攻め続けた日本は後半30分
三都主のミドルシュートを巻があわせて
ようやく1-1の同点
もしその前に試合が止まっていたら
巻に代わって佐藤がピッチに立っている、
そんな状況での巻のゴール。
しかし巻の頑張りもむなしく
後半ロスタイム
ヤネフが選手の頭にあわせるように上げた
フリーキックに誰も触れず
川口も触れずそのままゴールに吸い込まれていって
ブルガリアが試合を決定づけるゴール
そして試合終了
なんとも面白い事に
記録上では最も早い前半0分
そして最も遅い後半45分にブルガリアがゴール
一番失点してはいけない時間帯になんて、
始めから期待はしていないが、ますますW杯は不安だな。
その代わり優勝はなくなったと思っていた
キリンチャレンジ杯の第2戦で
スコットランドがブルガリアに5-1と快勝
単純計算、3-0以上にいい成績で
スコットランドに勝てれば日本は優勝
･･･無理だろ
2006/5/13 21作目
