C大阪 2-3 甲府


C大阪 2-3 甲府

試合開始15:00 C大阪vs甲府

試合開始15:30 東福岡vs野州



試合が始まる前までは高校サッカーでも見ようかな

と考えていたが、いざ試合を観るとチャンネルを代えられない。



さらに言うと、このコラムも清水vsG大阪とどちらを書こうか悩んで

こちらの方を書くようにしたほど、この日のJは熱かった。

(放送された2試合に関してだが)



その試合内容は立ち上がりから白熱したものとなる。



キックオフ後いきなり抜け出した西澤

キーパーをかわしあと少しのところでDFにはいられる。



負けじと甲府もバレーがどフリーでのシュートを放つも

キーパー吉田がファインセーブ



観ていてなんとも楽しい展開

どちらのチームも切り替えが早くよく走る、

そしてなんといってもDF時の集中力が半端じゃない。

最後の最後で仕事をさせない徹底ぶり、いい試合だ。



そして私自身、甲府の試合を観るのはこれで2試合目だが

前のときよりも格段に良くなっている気がする。



以前観たときは守って守ってバレーにつながればどうにか

というような戦い方だったが、

今回の甲府はバレーにボールがわたった瞬間に

後ろからどんどん人が出てくる。



試合が動いたのも攻撃に枚数をかけた甲府のなせるゴール



前半38分



バレーのキープから倉貫そして長谷川にラストパス

どフリー、キーパーも倉貫に引き出されたのでゴールはほぼ無人状態

これをダイレクトでしっかりと決める。



いっけん長谷川のいいとこどりで誰でも決められそうなゴール

しかし私はよく枠内に転がしたと感心できるゴールだと思う。

あの状態で決めれるJリーガーはたぶん3割もいないと思うぞ。



たぶん7割以上がこうなったであろうパターン集








トラップしてDFにつめられて取られる師匠・鈴木パターン


わざわざDFやキーパーにシュートを当てる柳沢パターン


枠外をうまく狙う小野パターン








それほど奥の深い、いいゴールでした。



そしてそのまま終わるかと思われたロスタイム

PA内でシュートモーションに入った西澤が倒された。



あれっ、PKなの。



嘘だろ、可哀そうだよ甲府が。

PKにしてはあまりにも疑問の残る判定に甲府必死の抗議

そりゃそうだよ、どこにも悪質さが感じられないし

たまたま西澤が倒れたって感じだろう今のは。

本当に可哀そうな甲府

しかし大丈夫、まだ阿部がいるじゃないか...













ゼ・カルロス落ち着いて決めた。













うん、大丈夫だよ後半があるし...



そして後半いきなりチャンスを迎えたのはまたもセレッソ



後半4分



森島のヘディングはキーパー好セーブ

しかし跳ね返りをまたも森島ダイレクトボレー

これがクロスバー直撃さらに跳ね返りを酒本

これはゴール上



しかしあの森島がなぜボレーを枠内に飛ばせなかったんだ?



いや、審判とって無いんだからハンドじゃないよ。

良かったね甲府、人生悪い事ばかりじゃないんだよ。



そしてその後は甲府の反撃

何度かチャンスをつくって迎えた後半18分

長谷川のシュートのこぼれ球を倉貫が決めて1-2



そして後半27分



甲府のカウンターがまた美しいのなんのって

お手本通りの速い展開から最後ミドルを放ったのが倉貫














ゴーーーーール!!!














倉貫のシュートがすばらしい、

そして倉貫の左を駆け抜けた宇留野(か?)もすばらしい。

選択肢が増えただけキーパーやDFも対応に困るしな。

チーム全体で取ったゴール、本当にすばらしい。



しかしセレッソだって黙っちゃいない。



後半30分



森島のクロスにヘディングあわせた西澤

これで試合は2-3まだまだ分からないことに。



それにしても森島は西澤を良く見ているし、

西澤も森島を良く見ているって感じが伝わってくるね。



その後はどちらも見せ場をつくるがそのまま試合終了



いい試合だったのに...

終了間際の古橋のいらいら感の伝わるファールが

乱闘騒ぎに発展



最後の最後で後味の悪い試合となった事を悲しく思います。






2006/4/2   16作目