川崎 2-2 F東京


川崎 2-2 F東京

始めに感想を述べるとすごく楽しくいい試合だった。



甲府戦こそ無得点という結果だったが、

開幕戦・第2戦目と大量得点を取ってきた川崎

そして対するF東京もこれまで点が取れなく苦しんでいたが、

この試合はチャンスをつくりまくる。



前半は川崎が有利に試合を運ぶ。



しかし川崎DFのミスをリチェーリがつき、キーパーと1対1に、

たぶん股を抜こうとしたシュートは相澤の好セーブで難を逃れる。



その数分後、今度は抜け出したジュニーニョがキーパーと1対1に、

しかし土肥のナイスセーブでピンチを守り抜く。






さすが土肥






神がかり的なセーブの数は半端じゃない。

この試合も川崎のシュートをことごとくはじき返す。

いつ観てもなぜあまり代表に呼ばれないのかなぞだ。



そして前半39分

マルクスのフリーキックに合わせたのは谷口

F東京のマークのズレから川崎うまい先制点



このまま川崎ムードで前半戦終了

後半戦は勢いに乗った川崎攻撃陣が爆発するのか?



しかしF東京も黙っちゃいない。



前半43分に負傷したリチェーリに代わって入った川口

そして後半13分に入った栗澤が徐々に攻撃にリズムをもたらす。



後半18分

宮沢のフリーキックに合わせたのはジャーン

両者セットプレーからの得点で試合は振り出しに。



しかしジャーンのゴールなんて久しぶりに見た気がする。



別にF東京のファンでもないし、

ジャーンに特別な思い入れもないはずなのに

なぜかジャーンの久々のゴールを見ると

心の晴れる感じがするのは私だけだろうか。



その後も両者ともに惜しいシーンを何度も生み出す。



そしてついに後半29分

川口がゴール正面でどフリーに

そこから詰め寄るDFをキックフェイントでうまく抜き、

キーパーもかわして無人のゴールに落ち着いて流し込む。


























うまい!!


























このシーンを見ながら独り言で少なくとも3回はうまいと

言ってしまったほど本当にうまいゴール。



それにしても、なんであんなにもポッカリと

ゴール正面が空いていたのかが不思議である。

川崎の両サイドバックはこの時どこにいたんだか。

連携ミスが生んだ失点と言っていい感じだなこれは。



ここで勝ち越したF東京の勝利は決まった感じかなと思っていたが、

サッカーの神様はとことんまで試合を面白くしたいらしい。



後半40分

ジュニーニョが足の裏で中村にパスし、

中村がキックフェイントでDFをかわしワンツーの形で

再びボールはジュニーニョへ



ジュニーニョがキーパーと1対1でシュートチャンス

絶対にうつと思ったらキーパーをひきつけて

ゴール正面にいる中村にラストパス

これを中村がきっちり決めて再び同点



本当にもう笑うしかないゴール



これはやった方は最高だろうが

やられた方はものすごく悔しいだろうな。



ジュニーニョと中村の二人で取った1点



すばらしいの一言に尽きる。



そのまま試合は2-2で終了



始めに書いたが本当にいい試合だった。

審判の判定には少し疑問が残ったが、

(イエロー出しすぎのところとか)

それでも楽しい試合をありがとうございます。m(_ _)m





(尚、この試合の武方さんの実況が個人的に


非常に面白かったのでコラム書きたいと思っています。)




2006/3/22   13作目